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矯正治療は、乱れた歯並びを整えるための治療です。見た目の問題だけでなく、歯列を整えることでしっかり噛める、ご自身の歯をより長く維持するという大きな目的があります。
歯並びが悪いと次のような問題がおこります。
矯正治療はさまざまな問題を解消し、しっかりとした噛み合わせとバランスのとれたきれいな口元を作ります。
お子様の場合お子様の顎の成長を利用するため、歯の生え変わりに合わせて治療を行います。これにより、骨格的なバランスや噛み合わせを整えることができます。矯正を始める時期の目安は、前歯が生え変わり始めた頃(8~10歳)から生え変わりが完了するまで(11~13歳)の間です。
大人の場合永久歯列で歯周組織の状態が健康であれば、年齢に制限はありません。むし歯や歯周病がなければ治療の選択肢が広がります。部分的に矯正したい、目立たない矯正がしたい場合は裏側矯正やマウスピース矯正もご利用いただけます。(ただし、お口の状態によっては適用できないこともあります。)
当院では、日本矯正歯科学会の認定医が診療を行います。矯正治療日をご確認のうえご予約をお取りください。
矯正担当医 / 澤田 亜理沙
資格日本矯正歯科学会認定医東京医科歯科大学 咬合機能矯正学分野 歯学博士
経歴東京医科歯科大学 歯学部卒業東京医科歯科大学歯学部附属病院 矯正歯科外来
一般的な矯正装置です。歯に一本ずつブラケットという装置をつけ、装置にワイヤーを通して歯並びを整えます。適応範囲が幅広く、矯正治療の中でも比較的リーズナブルです。
マルチブラケットを歯の裏側に装着して、歯を矯正する治療法です。ワイヤーが外側から見えず目立ちにくいですが、慣れるまで発音がしにくいという問題点があります。
透明なマウスピースを装着する矯正治療です。少しずつ歯列を動かすため、痛みが少ないのが特徴です。透明で目立たない装置ですが、適応できる歯列が限られます。
小児矯正の場合、最初は床矯正から初めて、永久歯列になったらワイヤー矯正に移行する方法が一般的です。お子様の歯の萌出時期に合わせて、治療の方法を変えていきます。
※別途消費税がかかります。
※その他、部分矯正などご相談に応じます。
矯正治療は自由診療のみとなります。
その年の1月1日から12月31日までの1年間で支払った医療費が10万円を超える場合、医療費控除の確定申告をすると還付金を受け取れます。領収証は大切に保管して下さい。
顎や歯の形、大きさ、噛み合わせは一人ひとり異なります。当院では、患者様の顎や歯の状態に合った治療方法を提案させていただきます。治療方法や期間など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
・矯正装置をつけると最初は不快感、痛み等があります。数日間〜1週間ほどで慣れることが多いです。
・歯の動きには個人差があるため、予定した治療期間が前後する場合があります。
・歯に装置がつくと磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり定期的なメインテナンスを受けたりすることが重要です。
・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり歯茎がやせて下がることがあります。また、ごくまれに神経が障害を受けて壊死することがあります。
・矯正治療中に「顎関節の音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・矯正治療終了後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性があります。
・治療後に親知らずが生えたり、加齢や歯周病等等によりかみ合わせや歯並びが変化することがあります。場合によっては再治療等が必要になることがあります。
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